生まれようレース

2005年6月30日
生まれてきたからには・・・。みたいな文句をよく聞きます。
俺は、それはちょいと違うぜ!と思うのです。

生まれてきたからには、という文章からは
生まれても生まれなくても別に良かったんだけど
どうせ生まれたなら・・・みたいな雰囲気が感じ取れるのです。

俺らは、生まれてきてしまった、のではなく
生まれようとして生まれたのです。

何億という精子のなかで、今、ここにいる俺たちは
この『生まれようレース』とでも申しましょうか、
卵子がゴールのレースに勝ってしまったのです。

1位になってしまったのです。

おいおい、俺の意識なんて精子時代にはなかったんだから!
という皆さん、お待ちなさい、お待ちなさい。

無意識に殺人を犯したって、殺人は殺人。
刑が軽くなろうが無罪だろうが、殺人は殺人。
夢精だろうが遺精だろうが、射精は射精。

あなたはどの精子よりも、生まれよう、生まれようと勢いづき、
『生まれようレース』において、精力的(笑)だったのです。
その結果、あなたは生まれました。

生まれたくて生まれてしまったのです。

自殺をほのめかすあなた。
他の精子を蹴散らし、1位になっておいて副賞の生まれる権利を
もらっておいて、しかもそれを使い、生まれておいて、なにが自殺ですか!笑
もっとスポーツマンヒップにもっこり、じゃなくて
スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と生きながらえやがれ!

・・。
べつに、生まれたからには、って文章も間違ってないのですが
どうせならば
『生まれたくてどうしようもないから生まれたのだ、だから・・・』
くらい言っちまいやがれ。

俺は生まれたくてどうしようもないから生まれたのだ、
だからいまからうんこしてきやがるぜ!

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