晴れた日 曇りの日
さようならと言い、
出来ていなかった覚悟をする日
弱音はきっと吐くだろう
最善と最悪の見分けは付きません
すべてが言い訳だからこれ以上は喋れません、と
さようならと言い、
出来ていなかった覚悟をする日
弱音はきっと吐くだろう
最善と最悪の見分けは付きません
すべてが言い訳だからこれ以上は喋れません、と
掌返すように俺をぶったたく
その手の温もりは実は本物で
今日も陽は昇ってまた沈む
一瞬の迷いは永遠で
永遠の迷いは一瞬か
何が見えているんだろう?
その手の温もりは実は本物で
今日も陽は昇ってまた沈む
一瞬の迷いは永遠で
永遠の迷いは一瞬か
何が見えているんだろう?
おれはきっと動物であるのだ
2005年11月22日 ポエムあけびの奥に優しさを感じうる
暖かさと柔らかさとに憧れて
おれはきっと動物であるのだ
沼にたまる泥水を啜るのだ
蔦にぐるぐる巻かれ
息絶えてしまう夢を夢見ている
電柱か大きな岩のようであれ
目覚まし時計か楔のようであれ
茶色い毛布か取っ手の付いた鞄のようであれ
たかだか自由への焦燥か
あるいは訳の分からない願いか知らないが
おれはきっと動物であるのだ
鼻をずずっと啜る音がそう聞こえた
あけびを貪り食うのだ
暖かさと柔らかさとに憧れて
おれはきっと動物であるのだ
沼にたまる泥水を啜るのだ
蔦にぐるぐる巻かれ
息絶えてしまう夢を夢見ている
電柱か大きな岩のようであれ
目覚まし時計か楔のようであれ
茶色い毛布か取っ手の付いた鞄のようであれ
たかだか自由への焦燥か
あるいは訳の分からない願いか知らないが
おれはきっと動物であるのだ
鼻をずずっと啜る音がそう聞こえた
あけびを貪り食うのだ