俺は明日死ぬとしたら何をするだろう?

他の人にそう問われた時用の回答は既に用意してあって
『いつもと変わらぬ日常を送る』というものだ。
そういうことを真面目に考えるのも面倒臭いし、
なんかそんな気もしないでもないから。こう答えてる。
多分、俺は普通にいつもの休日のように過ごす。
 
 
だが、そうじゃなくて、人に答えるために考えるんじゃなくて、
奥に秘めた俺の死に方はどうだろう?
死に方じゃなくて、明日死ぬという日の生き方は。

多分、泣く。
朝七時に起き、明日死ぬと分かり、正午までは泣くと思う。
もし、もっと予期できる死ならば、理解し、考え、柔軟に対応できる。
だが、急に、明日死ぬ、と言われたら、混乱し、倒錯し、泣く。
午後からは母親に会いに行く。なんとしても。

母親に会うために実家に行くには、朝から移動を開始しなくてはいけないが
なんとか、会いに行こうとする。無理ならハイジャックでもカージャックでも
シージャックでもするだろう。

母親と兄に会う。そして家族3人で話をしたい。団らんだ。
俺が求めているのは。恐らく。
あるいは好きだったあの娘を探すかもしれない。
電車に揺られ、会いに行くかもしれない。
でも多分、それでも最終的に家族の元に行く。

理由はよく分かんない。ただ、そんな気がする。

それで、実家の俺の部屋にある、やたらでかいベットに寝ながら、
人生を思い出して、寝る。それで死ぬ。これだな。

明日死ぬのは俺であって、他の人ではないから、あんまり無理はしない。
移動のときの、カージャックとシージャックくらいかな。無茶すんのは。
シージャックしないと辿り着けない俺の故郷(笑)

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