糞切れ悪し
2006年1月29日男たるもの一度は憧れるものがある。それが『エンジン』である。
今日はエンジンの話だ。
興味のない人にはまったくわけの分からない話になると思う。
まず、エンジンとはなんなのか?
簡単にいうと『熱によるガスの移動で動力を取り出す装置』と言えばいいかな。
1600年代後半、火薬式の内燃機関が発明されてエンジンの歴史はスタートする。
と、この辺はつまんないので(笑)ぶっ飛ばし、時代は蒸気機関へと・・・。
しかし、蒸気機関もつまんないのでさらにぶっ飛ばし、語るは1870年くらい。
現代のエンジンに程よく近いエンジンを開発したのがルノアールさん。
このルノアールさんが開発したのはガス燃料のエンジンでプラグによる点火式。
しかし、まだまだ。何故ならこのエンジンは無圧縮なのだ。
無圧縮ではあるが、吸入の途中で爆発し排気するということで2サイクル的な要素が含まれている。
だが、一方同時代。ガソリンなどの液体燃料による方式が研究されていた。
液体燃料というのはそのままでは燃えないという性質があるため、
当時はエンジンの燃料には向かないと考えられていたのである。
そこで思いついちゃったのがドイツ在住のマイバッハさん。
『そうだ。霧吹きの原理でガソリンを霧状にすれば燃えやすくなるのでは!?』
そこで1893年。発明されたのがいわゆる「キャブレター」である。
余談ではあるが、このマイバッハが考えた気化器以前の気化器はもの凄い発想(?)で構成されているのである。
なんとそれはガソリンをエンジンの熱で気化させ、それをシリンダにぶち込み爆発させるという
現代では怖くて作れないようなものだったのだ。
本当の意味で気化器じゃないか!?w
また、同時期、フランス在住のローシャさんは思った。
「これ、圧縮してから点火したらどうなるんだろ?」
この発想を利用し、4ストロークエンジンの初期型を開発したのが、かの有名なオットーさん。
お父さんではないのであしからず。オットーさんである。
エンジン工学のテスト前に、このオットーが開発した
「圧縮率と、比熱比が高ければ高いほど理論熱効率が向上する」といういわゆるオットーサイクルに
殺意を何度抱いたかは不明である。
「理論〜」と名前が付くものは大体、実現は不可能なものが多い。オットーサイクルもその一つだが。
このサイクルを簡単な式に表すと
理論熱効率=1−(1/熱効率^(比熱比−1))である。
テストのために習っていた頃は、無理やり覚えたって認識しかなかったが、
実際、こう考えながら書いてみると、実にいい式だ。
圧縮比を高くした場合の異常燃焼が無視されているがな。
尚、ダイムラーが1885年くらいに作ったオートバイ用エンジンには
試作段階のベンチュリー式(霧吹き型)のキャブレターが付いていたらしい。
このエンジンは500ccで最大馬力は0.5PS。回転数は800rpm。
へぼすぎる・・・。この100年でエンジンは進化しまくったなぁ。。。
まぁ、エンジンの歴史についてはこの辺でいいでしょう。
多分、ここまでの段階で読者の10分の9が読むのをやめたことだろう。
エンジンの何がいいのか?
まず、音がいい。そして、熱がいい。動きがいい。振動がいい。名前の響きがいい。匂いがいい。
紅の豚の、エンジンを小屋で動かし、小屋がバラバラになるシーンを覚えているだろうか?
あれを見て・・・勃起した。
あれは俺にとってちょっとしたエロビデなんかより刺激が強かった。
シュナイダーカップで2年連続カーチスに負けたエンジン。
だが、それはエンジンが悪かったのではない。メカニックがヘボだったんだ。
こんなやりとりがあって、そこでまた勃起。
シュナイダーカップというのは実際にあった飛行機の速度を競う大会だ。
それにて各国は持てる科学の全てを費やし、どの国よりもより速くを目指し飛んだのである。
・・・、ということでエンジンが好きなのです。
なんか今日の日記、糞切れが悪いな。w
今日はエンジンの話だ。
興味のない人にはまったくわけの分からない話になると思う。
まず、エンジンとはなんなのか?
簡単にいうと『熱によるガスの移動で動力を取り出す装置』と言えばいいかな。
1600年代後半、火薬式の内燃機関が発明されてエンジンの歴史はスタートする。
と、この辺はつまんないので(笑)ぶっ飛ばし、時代は蒸気機関へと・・・。
しかし、蒸気機関もつまんないのでさらにぶっ飛ばし、語るは1870年くらい。
現代のエンジンに程よく近いエンジンを開発したのがルノアールさん。
このルノアールさんが開発したのはガス燃料のエンジンでプラグによる点火式。
しかし、まだまだ。何故ならこのエンジンは無圧縮なのだ。
無圧縮ではあるが、吸入の途中で爆発し排気するということで2サイクル的な要素が含まれている。
だが、一方同時代。ガソリンなどの液体燃料による方式が研究されていた。
液体燃料というのはそのままでは燃えないという性質があるため、
当時はエンジンの燃料には向かないと考えられていたのである。
そこで思いついちゃったのがドイツ在住のマイバッハさん。
『そうだ。霧吹きの原理でガソリンを霧状にすれば燃えやすくなるのでは!?』
そこで1893年。発明されたのがいわゆる「キャブレター」である。
余談ではあるが、このマイバッハが考えた気化器以前の気化器はもの凄い発想(?)で構成されているのである。
なんとそれはガソリンをエンジンの熱で気化させ、それをシリンダにぶち込み爆発させるという
現代では怖くて作れないようなものだったのだ。
本当の意味で気化器じゃないか!?w
また、同時期、フランス在住のローシャさんは思った。
「これ、圧縮してから点火したらどうなるんだろ?」
この発想を利用し、4ストロークエンジンの初期型を開発したのが、かの有名なオットーさん。
お父さんではないのであしからず。オットーさんである。
エンジン工学のテスト前に、このオットーが開発した
「圧縮率と、比熱比が高ければ高いほど理論熱効率が向上する」といういわゆるオットーサイクルに
殺意を何度抱いたかは不明である。
「理論〜」と名前が付くものは大体、実現は不可能なものが多い。オットーサイクルもその一つだが。
このサイクルを簡単な式に表すと
理論熱効率=1−(1/熱効率^(比熱比−1))である。
テストのために習っていた頃は、無理やり覚えたって認識しかなかったが、
実際、こう考えながら書いてみると、実にいい式だ。
圧縮比を高くした場合の異常燃焼が無視されているがな。
尚、ダイムラーが1885年くらいに作ったオートバイ用エンジンには
試作段階のベンチュリー式(霧吹き型)のキャブレターが付いていたらしい。
このエンジンは500ccで最大馬力は0.5PS。回転数は800rpm。
へぼすぎる・・・。この100年でエンジンは進化しまくったなぁ。。。
まぁ、エンジンの歴史についてはこの辺でいいでしょう。
多分、ここまでの段階で読者の10分の9が読むのをやめたことだろう。
エンジンの何がいいのか?
まず、音がいい。そして、熱がいい。動きがいい。振動がいい。名前の響きがいい。匂いがいい。
紅の豚の、エンジンを小屋で動かし、小屋がバラバラになるシーンを覚えているだろうか?
あれを見て・・・勃起した。
あれは俺にとってちょっとしたエロビデなんかより刺激が強かった。
シュナイダーカップで2年連続カーチスに負けたエンジン。
だが、それはエンジンが悪かったのではない。メカニックがヘボだったんだ。
こんなやりとりがあって、そこでまた勃起。
シュナイダーカップというのは実際にあった飛行機の速度を競う大会だ。
それにて各国は持てる科学の全てを費やし、どの国よりもより速くを目指し飛んだのである。
・・・、ということでエンジンが好きなのです。
なんか今日の日記、糞切れが悪いな。w
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