ナマリスト

2006年2月2日
俺の故郷のスーパー方言講座。

■■■まずな■■■

電話を切る際に言う言葉。
『おー、じゃあしたら、まずな。』と言って電話を切りましょう。
これであなたは立派な私の仲間入りです。
標準語では『では、そしたら、またね!』にあたります。
 
 
■■■せば■■■

これも電話口でよく使います。しかし「まずな」よりも使い勝手がよろしい。
意味合い的には『それでは』という感じです。
「せば行くか?せばどうする?せばな!」応用として「せば、まずな」などと使いましょう。
前者から「じゃあ行くか?」「じゃあどうする?」「じゃあね!」「じゃあ、またね!」となります。
 
 
■■■なげつこ■■■

普段の会話では全くといっていいほど使いません。w
意味は『泣き虫』。あすこのわらしゃんどだらだでなげつこだもの。などと使いましょう。
文章の意味は「あの家の子供達はすごい泣き虫なんだよ」です。
ついでにこんな会話は滅多にしません。w これを使いこなすと結構レベル高いです。
 
 
■■■ほんだ■■■
 
肯定したい時に使います。「そうだ」「そうです」に値する言葉です。決してHONDAではありません。
「A:道でコケたってか? B:ほんだってば」という感じで使いこなしましょう。
我が故郷のオバちゃんたちが含蓄を込めて「ほんだよ〜」と使う様子は、
いかんとも言いがたい風流を感じて、なんだかほのぼのとしてしまうのです。
 
 
■■■は■■■

喋るときのリズムを整えたい時や、一呼吸おきたいときに文章の終わりに付けて使います。
意味合いは特に無いですけど、この「は」を使いこなすと、ナマリストとして結構上のランクに行けます。
使い方としては「おめぇだら、は、ほんつけねぇものなぁ〜。」などです。
「ほんつけねぇ」は要するに「バカヤロウ」って意味です。w

 
■■■じゃ■■■
 
コレは使いやすい言葉です。文末につけるだけ。「〜だよ。」「〜よ。」に値する言葉。
故郷では老若男女、みんなが使います。
ウチの母が飛行機に乗った際、3才くらいの子供が一緒に飛行機に乗っていて、
その子供が『今日だら飛行機揺れるじゃ〜』と言っていたらしく、笑っていました。
 
 
■■■゛■■■

濁点です。とりあえず、濁点を付けます。どの文字に付けるかは長年のインスピレーションです。
ずっと、うちの方言に携わっていれば、そのうち自然と分かってくるはずです。
「ばがこの、うぢのまえさゴミ捨てでどうすんだや!?」(なんだ?このセリフは!?w)
ばか→ばが、うち→うぢ、捨てて→捨てで、などと濁点が付いていますね?
ついでにこの謎の文章の意味は「馬鹿!家の前にゴミを捨ててどうするの!?」です。

 
以上

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