衛兵
2006年2月21日「かっこいい」というのは俺の永遠のテイマである。
さて、俺の求めるかっこよさは見た目のことではない。
見た目にかっこいいのはすぐにでも手に入る。
金さえあれば、かっこよさげな雑誌を買い、かっこよさげなモデルを見、
かっこよさげな服を買い、かっこよさげな着方をすれば出来上がりだ。
だが違うんだ。俺の求めるものは。
イギリス紳士のプライドの高さを知っているだろうか?
良い意味でのプライドの高さだ。
あるところに金持ちの屋敷に仕える衛兵がいたらしいんだ。
その衛兵は休まず働いた。365日、屋敷を警備し、片時もサボらず頑張った。
約30年ほどもその屋敷に仕え続け、働いた。
ある時、その屋敷の主人がその衛兵に感心し、こう言った。
「君は30年も衛兵として頑張ってくれた。どうか私の執事になってくれないか?」
ただの衛兵が執事になるということは大出世だ。給料もドンとあがる。
だが、その衛兵はこう言い放った。
「私は何かミスをしたでしょうか?
なぜ何もミスをしていないのに職を変えなければならないのですか?
何も私にミスがないのなら、私は衛兵を続けます。それが私の誇りなのです。」
と。
衛兵も、執事になるということは出世であると知っていたはずだ。
だが、この衛兵は出世よりも「自分が衛兵である」という誇りを大事にしたのだ。
屋敷の主人は自分の言った愚かなことだったと気付き、
その衛兵を生涯、ただの衛兵として屋敷の警備にあたらせたそうだ。
・・・泣かせる話じゃねぇかあ
これだよう、俺が求めているかっこよさっていうヤツはよう。
さて、俺の求めるかっこよさは見た目のことではない。
見た目にかっこいいのはすぐにでも手に入る。
金さえあれば、かっこよさげな雑誌を買い、かっこよさげなモデルを見、
かっこよさげな服を買い、かっこよさげな着方をすれば出来上がりだ。
だが違うんだ。俺の求めるものは。
イギリス紳士のプライドの高さを知っているだろうか?
良い意味でのプライドの高さだ。
あるところに金持ちの屋敷に仕える衛兵がいたらしいんだ。
その衛兵は休まず働いた。365日、屋敷を警備し、片時もサボらず頑張った。
約30年ほどもその屋敷に仕え続け、働いた。
ある時、その屋敷の主人がその衛兵に感心し、こう言った。
「君は30年も衛兵として頑張ってくれた。どうか私の執事になってくれないか?」
ただの衛兵が執事になるということは大出世だ。給料もドンとあがる。
だが、その衛兵はこう言い放った。
「私は何かミスをしたでしょうか?
なぜ何もミスをしていないのに職を変えなければならないのですか?
何も私にミスがないのなら、私は衛兵を続けます。それが私の誇りなのです。」
と。
衛兵も、執事になるということは出世であると知っていたはずだ。
だが、この衛兵は出世よりも「自分が衛兵である」という誇りを大事にしたのだ。
屋敷の主人は自分の言った愚かなことだったと気付き、
その衛兵を生涯、ただの衛兵として屋敷の警備にあたらせたそうだ。
・・・泣かせる話じゃねぇかあ
これだよう、俺が求めているかっこよさっていうヤツはよう。
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