客商売の醍醐味
2006年6月7日客商売の醍醐味。
それが「変な客」である。
俺はバイク屋で働いているわけだが、変な客がたまにやってくる。
今日は俺がであった変で怪しくて面白かった客を紹介しよう。
Lot1.国籍不明のヘンテコ姉ちゃん。
ある日、俺がいそいそと働いていると、変な姉ちゃんが
グラストラッカー(以下グラトラ)というSUZUKI製のオフロードに近いバイクを押してきた。
つたない日本語で「エンジンかからないんですう」と、のたまう。
そのグラトラは赤土まみれで、走行距離はなんと6万キロ。
普通、グラトラはそんな距離を走るようなバイクではないので、
なんだこのグラトラは?と先輩と話をしていた。
修理伝票に名前と電話番号を書いてもらうのだが、その姉ちゃんの名前は純国産。
しかし、顔つきや言葉が、なにかアジアンというかチャイニッシュというか、
とにかく日本人っぽくないのだ。
先輩と二人で「こりゃぁ万里の長城をグラトラで制覇してきたに違いない。」と結論付けた。
キャブレターのオーバーホールで全快。
帰り際、その姉ちゃんがダンスを踊りながら帰るのを先輩が見たらしい。
Lot2.イケイケZRX?車検兄ちゃん。
とある晩、ブオンババボンブオバボンババという感じで
族車(ZRX?お手製らしきガンメタリックカラー)がやってきた。
な、ななななんだ!!!!と思っていると、
グラサンをかけた齢18程度のガキがツカツカと歩いてきて、こう言った。
「車検受けたいんですけど」
俺は0.02秒で思った。
「絶対通らない。」
どのような風体をしていたかというと、まぁアップハン。
あの暴走族独特のやたら背の高いハンドルです。
どこぞのショート管。バッフルはかろうじて入っているものの爆音です。
ナンバー、もちろんぐんにゃり曲がっています。
ウインカーも上のほう向いてます。
しかし、車検場とは実に適当なもの。俺が恐る恐る検査ラインに乗せてみると
構造変更申し立てにより、楽々、なんの障害もなく通りました。w
ナンバーは折り曲げられていても見えれば問題は無いとのこと。
そして、その兄ちゃんがバイクを引き取りに来たとき、
営業担当と話をしているのを立ち聞いたのだが、それがウケた。
族「クラブあるじゃないですか〜?」
営「ええ」
族「姉がクラブで遊んで〜朝帰りして〜まだ寝てるんですよ〜」
営「あぁそうなんですかぁ」
金の支払いはどうやら姉がするらしい。。。w
Lot3.クレイバークレイマー
新車を買って2日目、エンジンがかからなくなったらしい。
「おらーーー!なんじゃこりゃー!!」という感じでクレームをつけてきた客がいる。
新車の整備は俺が担当しているので、俺は内心ドキドキして「あわわわわ」と思っていた。
どうしよう、俺のせいで大変なことになったぞ!!と。
しかし、もう過去には戻れない。
今ある現実を考え、何をすべきか考えよ!!と、そしてその結論。
『直す』
そして、直すためには原因を探らなければいけない。
とりあえず、エンジンをかけようとしてみる。
キュルルルルルル、、、、確かにエンジンはかからない。
キュルルルルルル、、、、う〜ん・・・しかしやたらすげー煙出るなあ。
レッツ?は2ストだから多少は煙出るんだけど、その量がなんか半端なかった。
それに煙の匂いがいつもとなんか違う気がした。。。
そして、至った結論がこれだ。
“これ・・・燃料、・・・・ガソリンじゃねえもん入ってんじゃ??”
そして、灯油のシュポシュポンプ(?)で燃料を吸いだしてみる。
なんつうか、ガソリンのサラサラ感が無くて油っぽいし、匂いもガソリンの匂いじゃねえ。
これ-------軽油じゃね?
全部抜いてガソリン入れたら一発でかかりましたよ。
これで俺の責任ではないことが発覚し、俺は無事、ほっと胸をなでおろしたのです。
まったく、クレイバーなクレイマーだ。
それが「変な客」である。
俺はバイク屋で働いているわけだが、変な客がたまにやってくる。
今日は俺がであった変で怪しくて面白かった客を紹介しよう。
Lot1.国籍不明のヘンテコ姉ちゃん。
ある日、俺がいそいそと働いていると、変な姉ちゃんが
グラストラッカー(以下グラトラ)というSUZUKI製のオフロードに近いバイクを押してきた。
つたない日本語で「エンジンかからないんですう」と、のたまう。
そのグラトラは赤土まみれで、走行距離はなんと6万キロ。
普通、グラトラはそんな距離を走るようなバイクではないので、
なんだこのグラトラは?と先輩と話をしていた。
修理伝票に名前と電話番号を書いてもらうのだが、その姉ちゃんの名前は純国産。
しかし、顔つきや言葉が、なにかアジアンというかチャイニッシュというか、
とにかく日本人っぽくないのだ。
先輩と二人で「こりゃぁ万里の長城をグラトラで制覇してきたに違いない。」と結論付けた。
キャブレターのオーバーホールで全快。
帰り際、その姉ちゃんがダンスを踊りながら帰るのを先輩が見たらしい。
Lot2.イケイケZRX?車検兄ちゃん。
とある晩、ブオンババボンブオバボンババという感じで
族車(ZRX?お手製らしきガンメタリックカラー)がやってきた。
な、ななななんだ!!!!と思っていると、
グラサンをかけた齢18程度のガキがツカツカと歩いてきて、こう言った。
「車検受けたいんですけど」
俺は0.02秒で思った。
「絶対通らない。」
どのような風体をしていたかというと、まぁアップハン。
あの暴走族独特のやたら背の高いハンドルです。
どこぞのショート管。バッフルはかろうじて入っているものの爆音です。
ナンバー、もちろんぐんにゃり曲がっています。
ウインカーも上のほう向いてます。
しかし、車検場とは実に適当なもの。俺が恐る恐る検査ラインに乗せてみると
構造変更申し立てにより、楽々、なんの障害もなく通りました。w
ナンバーは折り曲げられていても見えれば問題は無いとのこと。
そして、その兄ちゃんがバイクを引き取りに来たとき、
営業担当と話をしているのを立ち聞いたのだが、それがウケた。
族「クラブあるじゃないですか〜?」
営「ええ」
族「姉がクラブで遊んで〜朝帰りして〜まだ寝てるんですよ〜」
営「あぁそうなんですかぁ」
金の支払いはどうやら姉がするらしい。。。w
Lot3.クレイバークレイマー
新車を買って2日目、エンジンがかからなくなったらしい。
「おらーーー!なんじゃこりゃー!!」という感じでクレームをつけてきた客がいる。
新車の整備は俺が担当しているので、俺は内心ドキドキして「あわわわわ」と思っていた。
どうしよう、俺のせいで大変なことになったぞ!!と。
しかし、もう過去には戻れない。
今ある現実を考え、何をすべきか考えよ!!と、そしてその結論。
『直す』
そして、直すためには原因を探らなければいけない。
とりあえず、エンジンをかけようとしてみる。
キュルルルルルル、、、、確かにエンジンはかからない。
キュルルルルルル、、、、う〜ん・・・しかしやたらすげー煙出るなあ。
レッツ?は2ストだから多少は煙出るんだけど、その量がなんか半端なかった。
それに煙の匂いがいつもとなんか違う気がした。。。
そして、至った結論がこれだ。
“これ・・・燃料、・・・・ガソリンじゃねえもん入ってんじゃ??”
そして、灯油のシュポシュポンプ(?)で燃料を吸いだしてみる。
なんつうか、ガソリンのサラサラ感が無くて油っぽいし、匂いもガソリンの匂いじゃねえ。
これ-------軽油じゃね?
全部抜いてガソリン入れたら一発でかかりましたよ。
これで俺の責任ではないことが発覚し、俺は無事、ほっと胸をなでおろしたのです。
まったく、クレイバーなクレイマーだ。
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